不倫、夫婦仲について自分ひとりで抱えきれないこともあるかと思います。
特に女性は人と話すことで共感を得たいものです。
ときには、自分の考えを聞いてほしい、応援してほしい
そういうときはあって当然です。
私が信頼して相談していたのは、母親と親友です。
もちろん夫婦仲について知っている人は何人かいましたが、
詳しく話したり、自分の弱い部分を見せられたのはその2人だけでした。
主人の不倫がわかり、別居が決まったとき、母親には心配をかけたくなくて言えませんでした。
実家から離れた場所に嫁ぐと決まったとき、誰よりも祝福してくれたのも
誰よりも寂しがったのも他ならぬ母親だったからです。
別居開始してから数週間、仕事の関係で実家に帰ることがあり、
そのとき「落ち着いたみたいでよかった」という母の言葉に、
自分が母親に対して嘘をつくことが裏切りのように感じて正直に打ち明けました。
母親は、修復したときに私たち夫婦が気まづくならないように、父親含めた他の家族にも黙っててくれました。父親は不倫した義理の息子を一生許さないと思うので、私の実家に夫婦で帰省したとき、父親と主人が会話してる姿を見ると、母親の選択は英断だったなと改めて感じます。
親子は思っている以上に絆が強いです。
どんなことがあっても、自分の味方になってくれます。
それは夫側もしかりです。
夫婦仲について義両親の相談はNG
当時の私は、頼れる人が近くにいなく、夫の気持ちを知りたいと思い、
義両親に相談をしました。
その結果、義両親は中立の立場として、夫婦仲を取り持とうとしてくれました。
今は、主人の性格を考えればそれが正解だったと思います。
ただ、当時の私は私の味方をしてほしかったのです。不倫している息子(夫)を捕まえて叱ってほしかったのです。
息子の気持ちも聞きたい、と、主人に優しく話を聞くだけでした。
そして夫婦仲が悪くなっていることを自分の両親に知られた夫は、私を裏切者のように扱い、別居に至ったのです。
やはり自分の子はかわいいのです。
私が不倫の事実がある、と言っても、状況証拠なので確実ではないから、
そこについては問えない、ときっぱり言われてしまいました。
別居後、不倫相手の女を突き止め、接触したりとさまざまなことがありましたが、義両親にはその話は一切しませんでした。
もちろん、今でも普通に話せる関係です。
優しくていつでも歓迎してくれる、とても好きな義両親です。
ただ息子が絡むデリケートな話はNGです。