前回夫婦仲を知るには会話を見ればわかる、と言いました。
会話には、話す人と聞く人がいます。
実は、話してる量が多ければ多いほど、相手に心を許しています。
もし夫婦仲が悪化していて、ご主人ではなくあなた自身がずっと話していたら要注意です。
夫婦仲をよくするには、相手にたくさん話してもらう必要があるのです。
では、相手にたくさん話してもらうにはどうすればいいのか?
いくつかあるのですが、ここで2つ紹介します。
まずは、相手の動作を真似すること。
例えば、相手がお茶を飲んだら、自分もお茶を飲む。
相手が足を組んだら、自分も足を組む。
食事するとき、相手が汁物から食べたら、自分も汁物から手をつける。
いわゆる真似っこです。
相手と同じ行動をすることで、あれ?気があうのかな?と無意識に感じさせる方法です。
これよりも大事なのは、次の方法。
それは言葉のオウム返しです。
例えば、「今日疲れたな。」と相手が言ったら、「疲れたんだね。」と言います。
「寒いなぁ。」と相手が言ったら、「寒いんだね。」と言います。
え?まじ?
と思われるかもしれませんが、
まじです!!!
この方法で、離婚宣言された私は再同居してから半年足らずで2人で出かけられるように、1年後には旅行に行けるようになりました。
今では年末年始、互いの実家で過ごすほど良好な関係です。
気をつけていただきたいのは、相手の言葉を変換せずにそのままオウム返しすることです。
例えば、「疲れたな。」だったら、「なんで疲れたの?」はNGです。
「大変だったんだね。」
「忙しかったんだね。」
もNGです。
ただ、「疲れたんだね。」とオウム返しをします。
相手の独り言でも構いません。
すかさずオウム返しで拾ってください。
そうするうちに、自然と心を開いていきます。
お気づきかと思いますが、真似っこよりもオウム返しの方が相手が心を開きやすいです。
これは心理学の信頼関係を築く方法としても使われている、プロも認めるやり方です。
夫婦関係を良好にするには、いい会話を心がけるようにしましょう。